白い砂糖は色のついた砂糖に比べて本当に体に良くないのか?
○砂糖とは何か?
そもそも砂糖の原料は、サトウキビやテンサイ、サトウカエデ、サトウヤシなどがあげられます。サトウキビは黒砂糖ので、サトウカエデはメープルシロップの原料となります。日本の砂糖の原料として最も有名なサトウキビは沖縄で主に栽培されています。サトウキビから砂糖を抽出する方法ですが、まずはサトウキビ茎を細かく切って、それから汁を搾ります。不純物を取り除くために上澄み液だけを煮詰めて結晶を作り出します。このように砂糖は、科学的な物質ではなく天然由来の物質であることがわかります。それでは例としてあげたサトウキビについて考えてみます。なぜサトウキビは砂糖を取り出すことに向いているのでしょうか?
どの植物も光合成によって糖分を作り出しています。しかし、サトウキビは光合成の機能に優れています。それによって光合成による栄養素の飽和点が高くなり、他の植物よりも多くの糖分(光合成によってできるものは糖質)を作り出せます。それにより砂糖を生産するのにはもってこいな植物であることがわかります。
○砂糖の誤解
よく白い砂糖は体に良くないという話を聞くかもしれません。白い砂糖は栄養素を抜き取ったから白いだの、漂白したから白いだの様々な話があります。実はこの話全くのでたらめです。砂糖は種類にとって色が違うだけで、白い砂糖は白くない砂糖に比べて確かにミネラルなどの栄養素は少なめになっています。しかし、たとえ白い砂糖でないものを使っても栄養素に大きな差はないので、栄養的な問題で砂糖を選ぶ必要はありません。そのため、砂糖の選び方は微妙な味の違いや風味、粒の大きさ、色などで決めるべきなのです。
○主な砂糖の種類の違い
上白糖・・・白砂糖とも呼ばれています。グラニュ糖(結晶の大きな純度の高い砂糖)より甘く一般家庭で一番多く使われている種類です。使い方では何にでも使えるというところが特徴です。
黒砂糖・・・甘さが濃厚で独特な風味を持っている砂糖です。サトウキビの絞り汁から作られています。使い方はそのままでも平気ですし、お菓子やソースなどにもよく使われます。
これから、砂糖は栄養を気にせずに、砂糖元来の風味を活かして料理に使ってみてください。